よくわかる。すぐできる。『WEBマーケティング』の始め方

最近、WEBマーケティングという言葉をよく耳にします。ネットで調べても概念が多すぎて、初めて導入しようという方には非常に難解なものとなっています。このサイトではWEBマーケティングについてわかりやすく説明しますので一緒に学んでいきましょう。

 

 

1.WEBマーケティングとは?

一言で言うと「ネット上で行われるマーケティングミックス」です。市場調査、販売、物流、企画がネット上でコントロールできる時代になりました。マーケティングツールは進化しており、リスティング広告、LP、メルマガ、顧客を一元管理できるようになってきています。AIにより、見込み客の判定やフォロー方法の提案など、最新の機能も見られるようになりました。

 

用語解説:マーケティングミックスとは?
  • 顧客のニーズに対し、付加価値の高い「商品」「サービス」「情報」を提供する活動がマーケティングです。更に自社の「経営資源」「戦術」などの強みを上手に組み合わせ、より高い成果を得ようとする活動がマーケティングミックスです。その戦術や強みを活かすための代表的な視点がProduct(製品)、Price(価格)、Promotion(プロモーション)、Place(流通)であり、その頭文字をとってマーケティングの4Pと呼ばれています。

 

2.WEBマーケティングの必要性

ネット社会では必ずキーワードで商品、サービス、情報を検索します。その検索結果の中でどの位置に表示されるかにより、問い合わせや売上に影響が出ることはご承知の通りかと思います。どの企業も自社の商品やサービスが上位に表示されるよう、SEO対策(検索エンジンへの最適化)に取り組んでいます。また、リスティング広告やディスプレイ広告のように、指定したキーワードが検索されたとき、自社の広告が表示される仕組みも導入が広がっています。このようにネット上のプロモーションの重要度が増し、WEBマーケティングの必要性が高まりつつあります。

 

3.WEBマーケティングツール
ができること

WEBマーケティングはマーケティングミックスの手法であることから、市場に対する知恵くらべとも言えます。正解はなく、自ら作っていかなれければなりません。そのために広告代理店やIT企業がネットの技術を使い様々なツールを提供しています。ツールは新規参入も多く、新しい手法が次々と誕生しています。ここでは基本的な考え方を解説しますので、自社のマーケティング戦略を組み上げる際の参考としてください。

(1)WEBマーケティングの手法

営業が100人の営業がいたら、営業の手法は100通りあります。同様に企業が100社あればマーケティングも100通りの手法が存在します。基本的な考え方を学び、自社の強みを活かす方法を検討するようにしてください。

 

WEBマーケティングの手法
  • マーケティングオートメーション(MA)
    マーケティング全般(広告、調査、価格、エリア、企画、ブランディング)を目的とし、WEB上のクラウドシステムを使って、データの集計や顧客とのコミュニケーションなどを行う仕組みです。
  • カスタマーリレーションシップマネジメント(CRM)
    顧客管理を目的とし、クラウドのシステムを使います。顧客は注文や問い合わせができ、自社は顧客情報の管理、発注情報管理、受注管理などを行います。
  • セールスフォースオートメーション(SFA)
    営業の支援を目的とし、クラウドのシステムを使い、スケジュール管理、商談管理、見積書・請求書管理などを行います。
  • アカウントベースドマーケティング(ABM)
    ターゲットのIPアドレスとその組織の個人データを連携し、データの精度を上げ、受注や情報収集に繋げようとするアプローチです。より優先度の高いターゲットを絞り込んだ上で、部門を超えたチームでの提案が可能となります。IPアドレスという企業固有の情報を使うためアカウントベースドマーケティングと呼ばれています。

 

MAツール、CRMツール、SFAツールというサービス名のものが多くありますが、徐々に統合したシステムが増え、名称は異なれど垣根がなくなってきています。

 

広告に特化したWEBマーケティング
  • リスティング広告
    検索されたキーワードに対して、広告を表示するサービスです。コストによって検索結果の上位に表示されるメリットがあります。
  • ディスプレイ広告
    検索されたキーワードに対して、画像やバナーの広告を表示するサービスです。リマーケティングとして追従型広告を実施しやすいメリットがあります。
  • ポータルサイト
    業界に特化した情報サイトです。そのサイトの会員向けに広告、セミナーの集客、メルマガの配信ができるサービスです。
  • オウンドメディア
    自社のコンテンツについてメリットや役立つ情報をまとめたページです。ホームページと切り離して独立した情報ページとして運用することも多くあります。第3者が客観的に評価した内容を記載する場合もあります。

 

広告に特化したサービスは導入しやすく、成果も出やすいメリットがあります。リスティング広告から始め、徐々に拡大していくことがお勧めです。 

 

(2)WEBマーケティングツールができること

WEBマーケティングツールはクラウド上で運用されるシステムが主流となりました。そのシステムでは次のような機能が利用できます。

 

WEBマーケティングツールの主な機能
  • LPまたは簡易なホームページの作成
  • 問い合わせフォーム作成
  • 問い合わせ内容のデータベース化
  • コンバージョンデータの管理
  • キャンペーン管理
  • A/Bテスト
  • 顧客データの管理
  • メールマガジンの配信
  • セミナーの開催、参加者管理

 

その他に、ECサイト管理、AI機能搭載、リスティング広告およびディスプレイ広告管理などがあります。

 

(3)WEBマーケティングツールを使うメリット

「クラウドであること」「システムであること」この2つのメリットを最大に活かします。データの収集、自動対応、データによる予測、情報発信に活用できます。

 

WEBマーケティングツールのメリット
  • 顧客の流入経路を数値データで把握できる。
  • 複数パターンのLPで効果を比較できる。
  • ニーズや要望をテキストでストックできる。
  • 顧客の行動パターンから見込み客の優先順位がつけられる。
  • メールマガジンと問い合わせを一括管理できる。
  • セミナーの運営が簡単になる。
  • 検索キーワードを組み合わせて効果の高い広告が検討できる。

 

WEBマーケティングには様々な目的と手法があります。どのような方法が自社の強みを生かせるかを考えつつ、よりよい方法を検討していただきたいと思います。

 

4.WEBマーケティングを
成功させるポイント

ここからは実際にどのようにすればWEBマーケティングが上手くいくのかを見ていきましょう。

 

WEBマーケティングの成功のポイント
  • 1つめは、「ページビューを増やす」
    "100件問い合わせがあれば30件決まる"など、これまでの経験から得られている受注見込み数を元に、受注数の目標( KGI )を設定します。その達成に必要な訪問者数の目標( KPI ≒ ページビュー)も設定します。

    目標が定まったところでリスティング広告、LP、メールマガジンなどを工夫し、戦略を構築します。

  • 2つめは、「LPの質を上げる」
    "人は見た目で判断する"と言われるように広告も第一印象が非常に大切です。まず、デザインのセンスがよいことを条件に、商品の魅力が伝わる文章であること、使い方がイメージできること、安心して依頼できること、問い合わせが簡単であることが重要となります。

  • 3つめは「問い合わせ後のフォロー体制
    今ではネットで買い物をすることが当たり前のことになりました。大手の通信販売サイトに慣れてしまったため、使い勝手、即時のメール返信、マニュアルなどがあることが事実上の標準となっています。
    サンクスメール、マニュアルの完備、Q&Aのわかりやすさ、問い合わせのわかりやすさなどをしっかり整備した上で営業による直接のフォローを行う体制を整えましょう。

 

量と質、フォローが大切です。力を入れるべきところにはしっかり注力しましょう。

 

5.WEBマーケティングツール
の探し方

WEBマーケティングツールを販売している企業は数百社あります。概念の範囲が広く、様々な方法が提案されています。そのため、依頼の検討にあたっては自分達が何をしたいか明確にする必要があります。基本となる考え方を3パターンほどご紹介しますので、探す際の参考にしてください。

 

WEBマーケティングの基本の3パターン
  • パターン1「新規顧客の獲得」
    LPが作成でき、コンバージョンデータの管理ができるものが良いでしょう。メルマガ管理も必須です。マーケティングオートメーションのキーワードで探します。
  • パターン2「既存顧客のフォロー中心」
    顧客との打ち合わせ内容を記録できるデータベースが搭載されているものが良いでしょう。こちらもメルマガや会員管理機能があるとベターです。カスタマーリレーションシップマネジメントのキーワードで探します。
  • パターン3「営業事務の効率化」
    見積書、請求書の作成と管理機能、営業のスケジュール管理が必須です。すでに総務や人事が用意したスケジュール管理システムなどがある場合には連携できるものがベターです。営業支援ツールのキーワードで探します。

 

また、最近では個人情報の取り扱いが重要となりますので、プライバシーマークなど個人情報の取り扱いに関するセキュリティ体制もしっかりと確認するようにしましょう。

 

まとめ

繰り返しになりますが、WEBマーケティングツールは多岐に渡ります。きちんと目的を決めて使うようにしましょう。無料のセミナーやデモも可能なところが多いので、試してから使うことをお勧めします。最後となりますが、皆様のプロモーションが成功することを心より願っております。