セールス担当(営業)から見たSEO対策を考える。

どんな企業でも自社製品を売るためにSEO対策に取り組んでいるかと思います。その対策には組織全体で取り組む対策と個別の部門が取り組むべき対策が存在します。今回は、セールス担当(営業)やプロモーション担当が押さえておくべきポイントに絞って考えていきたいと思います。

 

1.セールス担当(営業)が押さえておくべきSEO対策のポイント

まず、SEO対策とは何かを簡単に振り返りましょう。SEO対策とは、「検索エンジンへの最適化=Search Engine Optimization」のことです。

複雑な対策は専門業者やシステム担当に任せるとして、セールスやプロモーションの担当が押さえなければならないことは次の通りです。

 

セールス担当のためのSEO対策
  • 検索数が多いキーワードを使って説明しているか?
  • そのキーワードに紐づいて顧客が何を知りたいか理解しているか?
  • 知りたい内容を記載している、もしくは問い合わせに繋がるか?
  • 訪問数(クリック数)と直帰率を把握しているか?

 

ここでの問題点は、セールス担当の立場でこれらを考えていくと、「自分の使いたい言葉」になってしまうということです。その理由は明確で、自分の説明しやすい方法で書いてしまうことに起因します。顧客の視点でどのように考えていけばいいのか?次にこれを見ていきましょう。

2.SEO対策はキーワードの特性を理解しなければムダに終わる。

検索エンジンの画面で自社商品が5ページ目に表示されても、いいものを作っている会社であれば問題なくホームページへ訪問してくれます。それほど商品力がなくても2ページまでに入れば、それなりに問い合わせはあるでしょう。もちろん1ページ目の上位に表示されたほうがいいことに越したことはありません。しかし、これには人材や費用という投資が1,000万円以上必要になることもあります。

検索の上位に入れない場合にはリスティング広告やディスプレイ広告を使えば問題はありません。同じ1,000万円を投資するなら、そのほうが有効です。オウンドメディアのようにまとめページを作って広告効果を高める方法もありますが、上位に表示されるまでそれなりに時間がかかります。

そこで視点を変えてみることが大切です。もし、内容が充実しているならば、SEO対策でやるべきことはたった一つです。上位に表示されるキーワードを使って本文を再構成することです。

ただし、新しい概念やブランドの場合は浸透に時間がかかるため、これを気にしすぎないようにしてください。

また、テクニカルな方法として、メタタグ、タイトル、本文全てにキーワードを入れておくことが必要です。検索エンジンの使用が変わると逆効果になる場合もあるので注意は必要ですが、基本的な項目として用意されているので、ここは普通に対応したほうがよいでしょう。

 

3.検索に使われるキーワードを考える。

実際に自社の商品をどのようなキーワードで検索する人が多いのかを考えてみましょう。最近では、複数の言葉による検索が増加しています。渋谷のカフェを検索するような場合は、「渋谷 カフェ」という2つの言葉を検索ボックスに入力します。

それでは、自社の商品はどのような言葉で検索されているでしょうか?これを調査していくとプロモーションのヒントが見つかります。上位3つ程度は最低限度、常に確認するようにしたいところです。

そして、検索エンジンの秘密を確認しておきましょう。それは「文章には反応しない」ということです。分かち書きエンジンが、文章を単語に切り出して、これを検索ワードとして判別しています。そのため検索ワードは単語でとらえる必要があります。

次に顧客はそのキーワードから「何を知りたいのか」「何を欲しいのか」を想像します。そのキーワードを見て、自社の商品にはないものであれば、普通は「うちの製品は求めていないね」と考えてしまいがちです。ところが一歩踏み込んで、その顧客が欲しいものを想像していくと、自社の商品で解決できる提案や新商品開発のヒントを見つける手がかりとなります。ここまで踏み込む習慣をつけていただきたいと思います。

そして、戦略という面から、他社のキーワードと比較して考えなければいけません。同じキーワードで他社が上位に表示されているならばその要因を研究する必要がああります。他社のキーワードはどんなものが使われているのか?リスティング広告や上位表示のキーワードを比較するとそれが見えていきます。さらにそのページを訪問してみると、キーワードとの繋がりや強みをどのように強調して見せているかまで見えてくるでしょう。差別化するために有利なキーワードが見つけやすくなります。

 

4.ページの内容が充実していない場合はどうすべきか?

単純にコンテンツを増やしていくことが必要です。充実したページを用意していくことに限ります。ただ、キーワードを押さえておけば、その方向性が定まるため充実も早く可能でしょう。

 

まとめ

SEO対策は、普通に対策すると労力とコストがかかる割に効果は高くありません。キーワードという観点を持ち、顧客の欲しいものを想像することによって、適切な見せ方を検討することができます。よい商品を市場に届けるためにもよいキーワードを見つけていきましょう。